2024.09.23
「出張・まちなかほっとステーションin 氷見」が開催されました。
被災地である石川県七尾市、能登町での開催に引きつづき、この度は、富山県氷見市にある氷見市芸術文化館において、9月23日(月・祝)に、「出張・まちなかほっとステーション in 氷見」が開催されました。
開催日の前日、元日の地震で甚大な被害を受けた能登半島では、記録的な豪雨が襲いました。
度重なる苦難の中で今を懸命に生き貫いておられる被災地の方々に心を寄せながら、翌朝、44名のスタッフは、氷見へと向かいました。
氷見市は、地震により県内で最も被害のあった地域です。
被災された方々に心安らぐ居場所をご提供すると共に、子どもたちにも思いっきり遊んでもらい笑顔になってほしいとの願いで開催が決まり、現地の方々も多くの方々にお声掛け下さって、当日は、美しい青空と爽やかな秋風の中、360名程の方々が来場されました。
想像以上に多くの来場者がお越しになられたため、各コーナーでは、満席状態。
あちらこちらで世代を超えた交流が生まれ、お子さんからご年配の方まで、楽しく遊び、語らい合い、心を癒していただくほっとステーションとなりました。
取り組み内容
制作
ペットボトルでけん玉づくり、ステンドグラス風アート、牛乳パックで万華鏡づくり
準備していたステンドグラスの材料は全部なくなるほどの大盛況でした!
また、お孫さんにけん玉をプレゼントしようと制作される方もいらっしゃいましたよ♪
あそび
コリントゲーム、ゲットわなげ、大型ジグソーパズル
大人の皆さんも童心に返ってお子さんたちと一緒に遊びを楽しみました!
教養講座
長月のお茶会
特に若い女性グループや幼いお子さん連れのご家族が沢山立ち寄られました。
抹茶がはじめての小学生も「飲んでみたらとても美味しかった」との感想でしたよ♪
運動
歌&脳トレでリフレッシュ
亡くなられた方を想い、「もっともっと歌っていたい」と涙される方もおられ、大切なひと時となりました。
育児・健康相談室/リサイクルコーナー
*その他、マッサージコーナー、フードドライブ食品のご提供、ランチのご提供など。
元日からの9カ月を振り返り、惨い現実の中にある能登の方々を想われ、涙ぐみながらも、「今日は本当に楽しかった。ありがとう」と帰っていかれる方。また、スタッフが乗る帰りのバスを笑顔で見送ってくださるパパさん、ママさん、お子さんたちもおられ、被災地の方々から笑顔が生まれる瞬間が、何より嬉しいことです。沢山の笑顔と充足感に満ちて、スタッフは会場を後にしました。
まちなかほっとステーションは、被災地を決して忘れず、今後も出来る限り現地に赴き、お子さんからお年寄りまで、共にひと時を共有しながら声なき声に耳を傾け、寄り添っていく活動をつづけていきます。